パリでウェディングフォトをやってみた〜日本での準備編〜

日常

2023年12月にフランスのパリで念願のウェディングフォトをしました
結婚式に憧れがなく、式を挙げない代わりにハネムーンとウェディングフォトにはお金をかけたいなとずっと考えていました。

SNSでウェディングフォトを調べていると、やっぱり素敵!かっこいい!海外で撮りたい!と海外フォト欲は止まらず。夫に海外でのウェディングフォトの写真を見せると、同じ意見ですぐに海外で撮ることに決まりました。

パリにした理由は、ずっと憧れだったことと、なんと言っても絵になる。それに尽きます。
実際に撮っていただいた写真を何度見返しても、パリで撮って良かったと心底思います

自身で情報収集をしているときに、海外でのウェディングフォトについての情報が少ないなと感じたので、私のウェディングフォトinパリについて紹介していきたいと思います。

記事が長くなりそうなので、日本での準備編と現地での撮影編に分けて時系列でお伝えします。

海外でウェディングフォトをすることに興味がある方の参考になれば嬉しいです!

①パリ・ウェディングフォトの会社選び

結婚式も挙げてないし、ブライダル雑誌も読んだことないしでウェデイングについて知識が皆無のため、とりあえずネットやSNSで海外ウェディングフォトについて調べまくりました。

その中の1つにラヴィファクトリーという海外エリアもokでフォトウェディングや前撮りの実績が豊富な会社を発見。口コミも良さそうで、実際に撮影された方のSNSの写真も素敵!

プランやお値段も理想のものに近く、早速資料を取り寄せて話しを聞きに行くことに。

当日は優しいスタッフさんに対応していただきました。初っ端から、今まで行ってきた海外ウェディングフォトの写真をたくさん見てテンションが上がります。

プラン、当日のスケジュール、撮影場所、撮影日、レンタルできる衣装や小物のリスト、値段、フォトグラファーについてなど詳細に教えていただきました。

実際にお話を聞いた感じも良く、たまたまSNSでいいなと思っていたフォトグラファーさんを指名できると知り、即決。

撮影プランは、昼間・夜間・1日中から選べて、夜景で撮りたかったので夜間のみを選択。

撮影日は迷いました。少しでも綺麗な状態で撮りたいと思い、旅行の前半にしようかなと考えていたのですが、12月の夜の撮影でかなり寒いため体調を崩す可能性が高く、結局後半にしました。

当日に契約をして、衣装の試着をする日も決めました。土日は特に予約が取りにくく、幸いにも私たちは2人ともシフト制なこともあって平日で早めの時期に予約できました。それでも1ヶ月待ちとか。

あとは、衣装や小物のWebカタログも送ってくださり、試着当日までに目星をつけておきます。

会社選びに関しては、最初にかなり調べ込んだおかげで想像と実際の相違は少なく、話しを聞きにいってすぐに決まりました。

②パリ・ウェディングフォトの衣装・小物選び

衣装

私の理想のドレスは、上品でかっこいい感じ、シンプル、シルクやサテン系の生地、タイトめなストレートかマーメイドの形でした。
元々好きな雰囲気、自分の体型に合っている、そして海外で撮影している方のドレスを見てシンプルな方が景色に合うと思ったからです。

ただ、日本では可愛い系のものやボリューミーな形のものが多く、カタログを見ていても探すのが大変でした。

とりあえず、予約日までに目星をつけて実際に3〜4着を試着。

理想に近くて気に入ったものは、まさかのレンタル料が無料のドレス
ドレスのレンタル料は、ウェデイングフォトのパックに含まれている無料のものから+αで支払う10数万円のものまでさまざま。無料はいいものないだろうとあまり期待していなかったので意外でした。

夫も3〜4着を試着。スタイルが良く見える形でダークグレーのタキシードを選びました。
小物も、黒の蝶ネクタイや胸ポケットに入れるチーフをチョイス。

気になるドレスたちを着た写真を撮って、両親や叔母、義理の家族の意見も聞きました。

2回目の試着会では、絞り込んで気になるものを再度試着。
結果、やはり自分が素敵だと思った無料のドレスに決めました。

小物

次はドレスに合う小物選びです。
義理のお母さんが買ってくれたパールのネックレスは絶対に付けたかったので、それ以外のイヤリングとヘアアクセサリーを選びました。ドレスとネックレスがシンプルなので、2つとも大きめでパールが付いているものにしました。

また、ドレスがシンプルなのでベールも映えるのではないかとアドバイスいただき、付けて即決!
付け外しが簡単なため、ベールなしとありバージョンどちらの写真も撮れるのもポイント高いです。
実際に撮っていただいた写真を見ても、ベールがいい味だしています。おすすめです。

③パリ・ウェディングフォトのヘアスタイル選び【人生初のヘアエクステ】

ヘアスタイルもSNSで好みのものを探しました。
王道のタイトめシニヨン、豪華なハーフアップ、ウェディングではあまりしないようなタイトポニーテールなど。素敵なものが多過ぎてずっと迷ってた気がします。

ドレスがシンプルでチューブトップタイプなため、ヘアは華やかな方が合うかなと思い、ハーフアップに決定。あと、夫の好みでもあった笑
トップはタイトめにして、細巻きよりも太巻きで艶を出し上品なカール

ただ、ここで致命的なことに気が付きます。

「髪の長さ足りなくない?」

ずっとロングヘアで飽きてしまい、フォトの10ヶ月前くらいに肩くらいの長さに切ってしまったので(計画性ゼロ過ぎる)、まだ鎖骨ちょい下くらいの長さ。

というわけで、人生初のヘアエクステをしました
ヘアエクステに詳しい友人におすすめの美容室を教えてもらい、そこでやってもらったのですが、想像以上に自然な仕上がりで現代の技術に驚きました!笑

お値段は30,500円程度。ヘアエクステって高いんですね、値段見て躊躇してしまいました。
ただ、仕上がりや普段の生活のしやすさを考えたら納得です。安いところだと、頭が痛くなったりすぐにエクステが外れてしまったりするみたいなので。

ケアは大変だったけど、やってよかったです。理想のヘアスタイルになりましたし、人生でこんなに長く髪を伸ばしたことがなかったので新鮮で嬉しかったのを覚えています。

④パリ・ウェディングフォト・撮影チームとのやりとり

撮影1週間前くらいに、ウェディングフォトの撮影チームのLINEグループができました。
メンバーは、私たちの他にカメラマンさん、アシスタントさん、ヘアメイクさんです。皆さん、日本人でパリに住んでいる方々でした。

そこでは、撮りたい写真のイメージややりたいヘアスタイル・メイクのイメージを文章や実際の写真を送って伝えていました

また、会う前にLINEで会話できるので、現地で会った際もスムーズにお話しできてよかったです。

⑤パリウェディングフォトの費用

パリのウェデイングフォトでかかった総額を一覧表にまとめました。

項目金額(円)
共通パリフォトツアースタンダードプラン(夜)280,000
フォトグラファー指名料35,000
美肌補正30,000
プレミアムタッチ10,000
新婦レンタルアイテム(アクセサリー類・靴・ベール)15,000
インナー(コルセット)5,000
新郎衣装ランクアップ(タキシード)35,000
レンタルアイテム(シャツ)3,000
新郎ヘアメイク10,000
合計430,800(税込)
金額は2023年12月のものです。現在の料金はWebサイトをご確認ください。

私は総額を知ったとき、意外と安いと思いました。
パリでフォトウェデイングと聞くと70万円くらいはかかるのかなと勝手に想像していたためです。

結構自由にカスタマイズができるので、お金をかけたいところとそうでないところをしっかり決められればコスパがいいと思います。

ちなみに私たちはアルバムは希望しませんでした。
物が増えるのが嫌、アルバムよりデータの方がすぐに見返せる・家族に送りやすい、Canvaを使って自身でアルバム(データで)を作りたいからです。

⑥パリ・ウェディングフォト その他やったこと

ヘアエクステ以外にウェディングフォトに向けてやったことを簡単にご紹介します。

ホワイトニング

元々やっていたもので、パリ前に時期を合わせて歯のホワイトニングを行いました。やっぱり歯の白さって大事ですよね。


別の記事でホワイトニングについて詳しく書いているので、気になる方は読んでみてください!

医療脱毛

こちらも元々やっていたのですが、パリ前にフェイスや脇など気になるところの脱毛をしました。

肌の透明感や白さにも繋がりますし、何よりお手入れも楽になるのでおすすめです。私は旅行中にそこまで気を使ってられないので笑

ただ、脱毛後は赤みなども出やすいのでフォトやる1〜2週間前くらいまでにやるのがおすすめです。

別記事で紹介しているので、合わせて見てみてください!

まつげパーマ・眉毛サロン

眉毛サロンは前に行っていたのですが、ある程度形が整ってきたので通わなくなっていました。
ただ、ウェデイングフォトを機に整えたいと思ったのと、まつげパーマもしたかったので、同時にできるサロンを探して行きました。

まつげパーマは初めてやったのですが・・・やって大正解!
まつげが上がっていると、こんなにテンションも上がるのかと思いました。

しかも、めんどくさがり屋な私にとってはうってつけでした。
仕事のときはまつげを上げることもマスカラもしないし、休日もあまりしません。するのは、友達と会うとか夫とデートする日くらいです。ポイントメイクアップリムーバーでメイクを落とすのも大変ですし。
そんな私が旅行中、毎日ビューラーとマスカラをするのはハードルが高い。

継続してはやらないけど、先日旅行前に2回目をやりました。

めんどくさがり屋の方、おすすめです。

エステ

日頃からピラティスしてるし、最初はやらなくてもいいかなとも思ったのですが、チューブトップタイプのドレスということもあり少しでも綺麗に見えたら・・・!との思いで、渡航直前に駆け込みで予約して行きました。

やったのは、背中・肩のエステと首・肩のシェービングです。

肩甲骨と鎖骨の出がビフォーアフターでかなり違いました。あと、リラックス効果もあるのでウェディングの準備で忙しくて疲労が溜まっている方にもいいなと思います。

こちらも撮影の1週間前まででないとできないプランだったので、考えている方は早めに予約した方がよさそうです。

⑦パリ・フォトウェデイング やっておけばよかったこと

歯列矯正

学生時代から気になったいた歯列矯正。でも、すごく歯並びが悪いわけではなく自分が気になる程度で、健康な歯を抜いてまでする必要はないと、長年通っていた歯医者さんにもおすすめはされませんでした。

フォトウェディング前に近所の歯医者さんに話しを聞きに行ったのですが、私の場合はマウスピースよりワイヤーの方がよいこと、裏側矯正は高いこと、旅行中に何かあったら大変だなと思ったことなどから一旦諦めました・・・。

ただ、撮影中に歯や口元にコンプレックスがあるとうまく笑えません。
フォトウェデイングでは横顔の撮影とかも多いので、余計気になってしましました。

完成した写真を見てもやっぱり気になります。

というわけで、今年の5月から歯列矯正を始めました。
やっぱりフォト前にやりたかったな〜と思います。

矯正に2〜3年かかると言われ、ワイヤー矯正やってる周りの人たちもそれくらいかかっているので、やるなら早めにやっておいた方がいいです!!

痩せる

これはもう永遠の悩みな感じがしますが、もう少し改善できたのではないかと思うことが2つあります。

1つ目は、先ほどもちらっと書いたのですが、旅行をとるかウェデイングフォトをとるか問題です。12月のパリの冬は東京よりも寒いです。ましてや、私は肩丸出しのドレス。「絶対風邪引くよ。」と夫にも言われました。

結局、ハネムーンも兼ねていたので、体調を崩して旅行を楽しめない状態を防ぎたくて撮影を帰国2日前にしました。

ただ、やっぱりパリは美味しいものが多く(特にスイーツ!)、つい食べすぎてしまう。いつもより顔が浮腫んでいた気がします。

実際の体調はどうだったかというと・・・
私はずっと元気でしたが、夫はウェディングフォトの翌朝から風邪を引いておりました笑

私よりも厚着をしていたあなたがなぜ風邪を引くの!とツッコミを入れたのを覚えています。

結果的には後半の撮影で良かったのかもしれません。

2つ目は、渡航前に予定を詰め込みすぎてピラティスに通えなかったことです。

仕事をして、休日でやってよかったことで紹介したことたちをやり、旅行の準備をしてと、渡航前はかなり忙しかったです。

いつも通っているピラティスに全然行けなくて、もっとボディラインを整えたかったなと思いました。

スケジュール調整は余裕をもってやっておくことをおすすめします。

⑦パリ・ウェディングフォト〜日本での準備編〜 まとめ

参考になりましたか?

海外でウェディングフォトやりたいけど、どうすればいいかわからない。イメージが湧かない。と思っていた方も多いのではないでしょうか。

記憶を呼び起こして、なるべく詳細に流れを書いたつもりです。

少しでも海外でのウェディングフォトに興味がある方のお役に立てれば嬉しいです!

次回は、「パリでウェデイングフォトをやってみた〜現地での撮影編〜」を書く予定なので楽しみにしていてください!

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