2023年度に行われた 第28回 呼吸療法認定士 に合格しました。
3学会呼吸療法認定士のサイトを確認したところ、合格率は66.1%でした。毎年、合格率が60%後半くらいで看護師の国試の合格率が90%くらいだったため不安はありましたが、合格したことで勉強方法は間違っていなかったと改めて思いました。
勉強方法などを調べる際にブログの情報には助けられたので、私も記そうと思います。どなたかのお役に立つことができれば幸いです。
勉強方法
使用したツール
2023年度の試験日は11月19日でした。年によって少し前後するそうですが、概ね11月の中旬〜下旬と考えていて良さそうです。
使用したツールは、呼吸療法認定士のテキスト以外に3つあります。
①アステッキの2023年度版呼吸療法認定士受験必修予想問題集【アプリ付き】と2023年度版呼吸療法認定士受験必修予想問題集(応用編)【アプリ付き】です。2冊で10,000円くらいでした。2月頃から予約が始まって、3月上旬には届いていたので購入を検討している方はお早めに!
②先輩に教えていただいた呼吸療法認定士 攻略サイトhttp://breathok.comもよく利用していました。基本的なことがわかりやすく書かれており(呼吸療法認定士のテキストは難しいというか、わかりづらいというか…小声)、先にこのサイトでその章の全体像やポイントを把握をしてから問題を解いたり、認定士のテキストを読んだりしていました。
③病態の理解を深めるために病気がみえる(元々国試勉強のために電子版を持っていた)を使いました。
青本も購入していましたが時間がなく使用することができませんでした。
勉強の流れ
4〜8月中旬(認定士のテキストが届くのが8月中旬頃なのでそれまで)
歴史や法律を飛ばして(国試でもその範囲は苦手だったため)、解剖の章から勉強を始めました。呼吸療法認定士攻略サイトの1章分を読んでから同じ章のアステッキの問題を解く。わからなかったことや理解を深めることはアステッキの解説に書き込んでいました。
8月中旬〜9月末
攻略サイトの1章分を読んでから同じ章のアステッキの問題を解く。わからなかったことや理解を深めることは認定士のテキストに書き込む。情報は1つに集約したいタイプなので認定士のテキストが届いてからはどんどん書き込んでいました。このやり方でまずはアステッキ1周目を9月末までに終わらせました。
10月
アステッキ2周目を解く。ここで、最初の頃に勉強したものはほぼ忘れていることに衝撃を受ける。最初の方の章は、解剖とかなので余計に覚えていないと解けない。2周目をやり終えてから3周目をやり始めても同じように忘れている可能性は高く、もったいないと感じたため、2周目からはテキストで解いたら、翌々日頃に同じ章の3周目をアプリで解くみたいにやっていました。アプリだと通勤中にさくっと解けるので知識が定着しているかの確認には良かったです。
11月〜試験日まで
アステッキ応用編を解く。本当は2〜3周やりたかったのですが、時間がなく1周しかできませんでした。
攻略サイトを読む→アステッキの基本編3周と応用編1周を解く+認定士のテキストにまとめる
早めから勉強を始めた且つ意外と難しかったこともあり8月末頃まではのんびり勉強していました。平均すると恐らく週1回くらい? しかし、9月に入ってもまだテキスト1周をしていないことに焦りを感じ、9月から試験日までの休日はほとんど全て1日3〜4時間は勉強していました。学生の頃と違い勉強する時間を確保することが難しかったです。日勤後は疲れてほとんど勉強はできず、休日にまとめて勉強していました。さらに、椅子に座ってずっと机に向かう集中力や記憶力の低下も感じました。笑 社会人になっても勉強し続けている方は本当に尊敬です。
まとめ
ちなみに、私は現・呼吸器病棟勤務で呼吸器疾患や治療・薬に馴染みがある、人工呼吸器の患者さんを常にみている、心外・循内の集中治療室に1年いたため集中治療領域の知識があったことから予備知識はあった方だと思います。それでも知らないことが多く、自分がいかに勉強不足だったか思い知らされました。臨床に活かせることも多いと思いますので、是非興味のある方は受けてみてください。
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